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kawakami41

 国際植物休眠シンポジウム(International Symposium on Plant Dormancy)は1994年から約5年毎に開催され、世界各国の大学や公的研究機関、そして企業の研究者が集まり、最新の情報やアイデアを交換しています。アジアで初となる第6回は、2018年10月23日〜26日まで、京都で開催されました。 川上は実行委員長として参加し、研究室の大学院生4名(D2の鄭李鵬、M2の蔡馥禧、M1の大谷真彦、加藤光)がポスター発表を行いました。



 種子や芽の休眠は植物自身の生き残りを左右する重要な性質ですが、休眠の分子メカニズムはまだ一部しかわかっていません。休眠は環境の影響を受けやすく、また作物の品質や生産効率、雑草防除にも直結するため、気候変動に対応した作物生産や環境保全を考える上でも重要な課題です。身近なところでは桜の開花や頂芽優勢、野菜の値段にも休眠が深く関わります。

 世界23ヶ国から134名の研究者、そして研究者を目指す学生が一堂に会し、熱心な議論と活発な情報交換が行われました。

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