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休眠から発芽へのタイミングを決める遺伝子の働きを発見

大学院博士後期課程の鄭李鵬さんは、生命科学科の吉竹悠宇志助教、吉本光希教授、理化学研究所の瀬尾光範チームリーダー、農研機構の杉本和彦博士との共同研究により、イネの穂発芽抑制に働く遺伝子(Sdr4: Seed dormancy 4)の機能をモデル植物のシロイヌナズナで解析してきました。鄭さんは、この遺伝子(SFL: Sdr Four Like)が休眠の獲得、および休眠性の低下の両方を促し、休眠から発芽へのタイミングの決定に関わることを明らかにしました。この成果は、2022年8月29日にイギリスの科学誌「The Plant Journal」のオンライン版に掲載されました。


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