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大森涼葉さんが大学院共同研究で行った研究の論文が出版されました

2020年春に修士課程を修了した大森涼葉さんが、広島大学の田中若奈先生、東京大学大学院の平野博之先生のご指導の下に行ったイネの胚珠形成のしくみに関する論文がDevelopment誌に発表されました。


この研究では、イネの花の幹細胞維持に必要な遺伝子、TAB1を発見し、幹細胞の維持が、胚珠の形成に必須であることを見出しました。胚珠は、受精後に種子に発達します。この研究から、シロイヌナズナとイネでは胚珠の作られ方が異なっており、イネでは幹細胞から胚珠が形成されることが分かりました。



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