top of page
検索
kawakami41

ニッポン印象派・れんげ草、BS4K・BSプレミアムで放送

更新日:2021年11月11日

2020年5月12日(火)の午前10時45分から30分間、NHK BSで、「ニッポン印象派・れんげ草」が再放送されました。私は3月に観たのですが、なんとも懐かしい里山の風景と生活が心に残りました。


この番組では鹿児島県の里山を舞台として、植物と人の営み、生き物のつながりなどが描かれています。印象的な俳句とともに、以前は当たり前だった伝統的な稲作、そして人と植物の関わりをさりげなく表現しています。


3年間にわたる取材で製作された力作で、私と藤君は昨年の秋から冬にかけて、レンゲ種子の発芽の微速度撮影に協力しました。昔は何処でも見られたレンゲ畑(里山)の風景、生活、遊び、稲作、そしてミツバチを含めた様々な生物の生態が、その場に居合わせたかのような見事な映像、そしてレンゲにまつわる印象的な俳句を含めたナレーションで表現されています。語りは、水谷趣里さんです。川上は、ナレーションの言葉選び(ほんの一言ですが)にも協力させていただきました。

興味のある方はオンデマンドで是非ご覧ください。命のつながり、人(作物生産)と生き物の関わり、豊かさとは何かなど、いろんなことを考えさせてくれる、素晴らしい番組になっています。


蓮華草我も一度は小供なり   政岡子規



過去の放送記録

4K放送:2020年3月13日(金)後9:30〜9:59
BSプレミアム:2020年3月21日(土)後11:00〜11:29

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

アブシシン酸内生量を制御し、コムギの穂発芽耐性を高める

収穫前の種子が母体上で発芽してしまう「穂発芽」は、種子の収量と品質、そして種子製品の品質を著しく劣化させます。このため、コムギなどの穀類栽培、作物の採種の現場では、穂発芽による被害が大きな問題となっています。たとえば、パンやうどんの原材料であるコムギの種子は初夏に成熟します...

大森涼葉さんが大学院共同研究で行った研究の論文が出版されました

2020年春に修士課程を修了した大森涼葉さんが、広島大学の田中若奈先生、東京大学大学院の平野博之先生のご指導の下に行ったイネの胚珠形成のしくみに関する論文がDevelopment誌に発表されました。 この研究では、イネの花の幹細胞維持に必要な遺伝子、TAB1を発見し、幹細胞...

Comments


bottom of page